鳩のひとりごと 2章・まとめ

2.   一般的な鳥の鳴き声とハトの鳴き声

2章では「鳴き声」に注目します。

都会の空に響きわたるカラスの声。
仲間との意思疎通を図っていることは
カラスではない人間にだって
なんとなく分かりますよね。

「あ、今カラスの鳴き声に遠くのカラスが返事した!」なんて思った経験一度や二度くらいあるのではないでしょうか。

例えば、ホトトギス。
ホーーーホケキョ
奇妙な鳴き声ですが遠くに響くようにして鳴いている様から、合図を送っていたり求愛したりしているんだなと自然に思えるかと思います。
スズメも同様に。

では、ハトは……?
1章で述べたように、私の知る普段の彼らからは、他と意思疎通を図っているところなんて想像出来ないのです……。

そしてなによりも音程。 他の鳥たちと比べて明らかに低い。周りに響かせるような音程ではないのです。

完全に個としてどこ吹く風と歩くハト。 そしてあんなにも各々が個立しているというのに全国にいる全てのハトが同じ音階の鳴き声を鳴くのというのはもはや奇跡なのではないでしょうか。

3.   まとめ
以上の謎から、私は一つの仮説を立てました。
ハトは他の鳥たちが意思疎通を図るために鳴くのが主であるのに対し、ハトの鳴き声のほとんどは、ただのひとりごとなのではないかと考察いたしました。

また、上記内容はあくまで個人の観察や憶測によるものであり、根拠はありません。  今後はより多くの鳥とハトの生態について研究を深めていきと考えております。

お付き合い、ありがとうございました。

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